第2回郡上みらい会議が開催されました

昨年、12月に大雪のため延期された、第2回郡上みらい会議が1月27日に開催されました。
当日は商工会の互例会と重なり、みらい会議に出席できないという人も多数あり、40名6テーブルでのワークショップとなりました。

今回のテーマは、『郡上市の人口問題について』というかなりハードなもので、日本創生会議が発表して以降全国的な話題となっている、2040年消滅可能都市に入っている郡上市としても大変な課題です。

市は、この予測に対して当面する総合計画(5年間)の中でも戦略を立て、①安定した雇用の創出②地方への新しい人の流れ③若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる④時代にあった地域を作り、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携することを基本政策として脱「消滅可能都市」を目指すとしています。

このテーマの下で、各グループは「子育て・出産」「働く場」「コミュニティ」「移住・交流」「空き家」などの小テーマごとに話し合い、「わたしたちにできること」「だれかにやってもらいたいこと」をまとめました。

このような大きなテーマを、具体的な課題ごとにゴールを目指すことは簡単なことではないので、各グループは大変頭を悩ましていましたが、自分達の未来に関わることなのでそれぞれが様々なアイデアを出し合いました。

各グループごとのまとめは、後日改めてご紹介しますが、未来のありようが必ずしも鮮明にならなくとも、自分達で未来をつむいでゆくというこの取り組みがこれからの地域にとってきわめて大切な作業であることを実感した機会となりました。