第2回まちづくりプロジェクトコンテスト 提案一覧

<一般・高校の部>

*最優秀賞*

BOC(Bon  Odori  City)プロジェクト」

毎年7月8月を「盆おどり市」にする。郡上市役所を「盆おどり市役所」にするなど、名称を可能な限り変更し、協力していただける職場は浴衣か盆おどりTシャツを制服に。郵送物も盆おどり市で届くようにする。看板はマグネットシートなどで一時的に変更する。うちわや手ぬぐい、ステッカーなどのグッズや、WEB「盆おどり市特設サイト」でアピールし郡上ファンを増やす。

 

*優秀賞*

郡上を子育てしやすい町にするために郡上市民病院の待合室をありがとうでいっぱいにしよう」

妊婦さんや子育て中の母親は、日頃から悩みを打ち明けるような場が少なく孤立化しがちで小さな不安を積み重ね、抱えている。
そこで、これから出産する人、先輩ママが気軽に交流できるような悩みを話ししやすい場を病院の待合室につくる。壁面には、声を掛けてもらって嬉しかったことやホッとしたエピソード等をメッセージコーナーや昔の郡上の子育ての写真展等を開催する。

 

*奨励賞

郡上を救え!~活性化大作戦~」

郡上の人口減少を食い止めるため、地元企業と高校生をつなぎ、郡上で就職する人を増やしたいと考えた。地元のテレビ局に協力により、地元企業の紹介、情報番組を制作し、その情報を学生たちが得ることで企業と人材のマッチングをさせる。このことにより郡上で働く人を増やし、地元の活性化につなげていきたい。

 

*審査員特別賞*

移住と観光のあいだのくらしの提案」

郡上市は観光地として、移住先として市外から注目されているが、踊りシーズン以外は宿泊客が少ない。移住に関しては、都会の生活を全て捨てて郡上に来るには課題が多く、実際に住んでみないと分からないことも多いのが現状。
そこで「移住と観光のあいだのくらし」として、現在ある空き家を利用し、お試し移住体験や滞在型小旅行を提案することにより、観光業・飲食業など地元産業の活性化や移住推進が期待される。

 

GUJO GETA ウォーキングカロンコロン大会」

郡上は踊りの町として全国的に有名であるが便乗した事業が少ない。そのため、下駄を見直し「GUJO GETAウォーキングカランコロン大会」を開催することを提案する。
参加者は全員下駄を履いて(3キロ・5キロ等)歩き、参加費を徴収し、参加賞として下駄・郡上の水等を提供する。下駄は間伐材を使用しコストを下げ、鼻緒には郡上マーク・オリンピックマーク等を入れる。更にその下駄を履いて郡上に来た方に特典を付けることで産業・観光等で経済効果が生まれることを期待する。

 

お年寄りの知恵~高校生の観光案内~」

郡上は高齢者世帯が増え、一人寂しく暮らしているお年寄りがたくさんいる。そのため私達のような孫世代がお宅訪問することで元気になってもらえるのではないかと考えた。また、郡上は観光地なので更に観光が充実するように工夫が必要だと感じている。
そこで、一人暮らしのお年寄りの家を高校生が訪問し、郡上の歴史やオススメスポット等、情報を教えてもらい高校生が観光案内を行う「お年寄りの知恵~高校生の観光案内~」を提案する。この活動を通じてお年寄りに元気になってもらい、観光地として更に元気にしたい。

 

郡上置床プロジェクト」

郡上の山には切り捨てられた残材が多く、薪活用等が進められているが、将来的にはより多くの、切り口を変えた取り組みが求められている。そこで間伐材を枝や皮を含めて丸ごと使い、究極のリサイクルと森林再生、環境保全、木育、健康福祉などあらゆる分野を置床(パーツ)がつないで未来をつくるプロジェクト。官民協働でチームを組織、残材を購入し、製材業者へ6面加工を発注。廃材は全て炭にし置床の下に断熱材として利用する。また炭をつくる過程で出る熱も育苗、栽培等に生かす。塗料はヒノキを乾燥したときに出る天然オイルを利用。置床にはさまざまなメリットと可能性がある。

 

〈中学生の部〉

*ノミネート賞*

「八幡町で誰もができる運動会」

八幡町には地区ごとに運動会があるが町全体での運動会はない。老若男女が楽しめる運動会を開催する。年齢別に行い、郡上のさまざまな場所で実施する。

 

「郡上の水の魅力を伝えよう」

観光客から「水を飲める場所はどこですか?」と聞かれることがよくあり、マップがあると良いと考えた。水飲み場が分かるマップをつくり、町内にある土産物屋にて空のペットボトルにマップをつけて販売する。

 

郡上を元気にし隊」

郡上には8つの中学校があるが、部活動以外で会って話をする機会がない。これからの郡上を担う私たちが交流し、郡上の未来についての討論会を開催し、郡上を元気にしまちづくりに生かしたい。